腰痛になりやすい人とは?
ぎっくり腰は癖になるってよくいいますよね?どうしてだと思いますか?
実際には癖になるのではなく、ぎっくり腰になりやすい生活習慣や姿勢をしているからなのです。
ぎっくり腰だけではなく、腰痛は年齢と共に現れるものでもありますが、姿勢や生活習慣が大いに関係しています。
すでに腰が痛い人も痛くない人も、これから痛い思いをしないよう、腰痛になりにくい生活習慣を送りましょう。
腰痛になりやすい人、腰痛が慢性化しやすい人をまとめ
- 前傾姿勢でいることが多い。
- 椅子に座るとき脚を組む癖がある。
- きつい下着をつけている。
- 長時間座りっぱなしの仕事をしている。
- いつも同じ肩にバッグをかけている。
- 重い荷物を持つことが多い。
- ほとんど歩くことがない。歩くのが嫌い。
※当てはまる項目が多い方は要注意!!
腰痛は国民病?
腰痛は国民病とも呼ばれています。腰痛になってからその原因を思い返すと、『あの動きが……』『あの姿勢が……』と、案外簡単に思い当たる節があるはずです。ちょっと気をつけていれば防げたものを、一瞬の気の緩みから、長く続く腰痛に悩まされることになってしまうのです。
長時間座ったまま。
タクシードライバーさんや長距離ドライバーさん、デスクワークの方々などに腰痛持ちが多いことから、長時間座ったままの姿勢は腰痛になりやすいと言えます。
同じ姿勢で車を運転する方、パソコン作業などで、同じ姿勢で長時間デスクに向うことは腰痛になりやすいと言えます。
姿勢が問題?
いくら姿勢よく座っていても、同じ姿勢を長時間続けると言うことは、限られた筋肉や骨格に負荷が継続的にかかると言うことです。
椎間板などで負荷を軽減しようとする働きが体にはありますが、継続的に負荷がかかるとそのバランスが崩れてしまい、その状態が継続されることで負荷がかかっている筋肉は固まってしまい、負荷軽減の起こっている筋肉は弛緩したままになり、筋力も低下してしまいます。
蓄積型の腰痛
同じ長時間座るにしても、姿勢正しく座っていれば問題ないと思っている人もいるようです。腰に負担をかけないように座ることの出来るグッズなども数多く販売されていますが、姿勢も大切ですが、腰痛にとってネックになるのはやはり、『長時間座っている』と言うことです。
デスクに向って座っているだけで、運動しているときのように筋肉を使っているという自覚はないでしょう。
大きな筋力は必要としませんが、座っていても筋肉を使っています。
動かないまま継続的に筋肉を使っていると、知らず知らずに筋肉疲労が蓄積され、最終段階で初めて『腰痛』として症状が表れます。
もちろん座りっぱなしの仕事だけではなく、同じ姿勢で立ちっぱなしの仕事でも、こうした蓄積型の腰痛になりやすいと考えておいた方がいいでしょう。
主婦の方も注意
家庭で家事をこなす主婦の人も、蓄積型の腰痛になりやすいと言えます。
料理や掃除で前傾姿勢を継続してとることが多く、デスクワークと同じ原理の負荷が腰周辺にかかってしまいます。
家の中を動き回って掃除機をかけたり拭き掃除をしたり、洗濯をして干し、取り込んでたたみ、家族のために料理を作る。一見動き回っているので座りっぱなしより楽なのではないかと思いがちですが、動きながらも腰にかかる負荷は常に継続しているので、デスクワークで座りっぱなしでいるよりも肉体疲労は大きくなるでしょう。
力仕事をしているわけではないからと油断をしていると、最終的には腰痛として症状が表れますので注意が必要です。
重い荷物
段差のある場所を重い荷物を持って上り下りしたり、重い荷物を持上げる時に、腰だけ曲げて膝を曲げずに持上げようとする人は、一瞬で腰痛持ちになる可能性大です。
これでは腰痛になるために膝を曲げないとしか言いようがありません。
重い荷物を持上げる時には、しっかりと膝を曲げてしゃがんでから持上げなければいけません。
また、重い荷物の受け渡しでも、段差のある場所で片足でバランスを取りながら受け渡ししたり、体をひねった状態で、腕を伸ばして受け渡しをするなど、腰痛を引き起こしやすい体勢と言えます。
きちんと正面を向いて、腰に負担がかからない自然な姿勢で行いましょう。
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